2月:「初金家族の会」からのお知らせ(次回は3/3・金)

「初金家族の会」からのお知らせ

 北風の冷たかった節分の2月3日、初金ミサで豊島神父様は「世間的には損な生き方、茨(いばら)の道かもしれませんが、沢山のお恵みを受けている私たちです。 真っ直ぐな道を歩きましょう。神様はきちんと支えてくださいます」と話されました。

 続いての初金家族の会では、ニューヨークの国連日本政府代表部で7年間、そして、国連児童基金(ユニセフ)の南太平洋フィジー事務所で2年間、帰国後は東京の在日外国大使館で20年以上勤務されている多摩教会信徒の方がお話ししてくださいました。外国からの在日政府高官の間で、日本人そして、日本料理やテレビ番組などの日本文化に対し、いかに関心が強く人気があるかについて、また異文化のなかでのご自分の失敗談など、ユーモアを交えた貴重なお話を披露なさり、初参加の8名も交えて40数人が集まって盛会でした。

 初金家族の会、次回3月3日には、遠藤周作原作、スコセッシ監督が映画化した「沈黙」をめぐって、現代に生きる私たちにとって「殉教」とは・・・との問いかけをテーマに、信徒の中嶋 誠さんにお話ししていただき、ひき続き豊島神父様を交えてみんなで自由に意見交換、わかちあいをする予定です。
 映画をご覧になった方も、見ていない方も、この機会にどうぞご参加ください。

2/26(日)「殉教者って?」特別講話

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2017年2月7日(火)、
ユスト高山右近(1553~1615)の列福式が、
大阪城ホールで行われました。
(列福式:カトリック教会で、「聖人」に次ぐ崇敬の対象である「福者」に列せられる式)

戦国キリシタン大名の高山右近は、
キリスト教への憎悪のもとで命を落とした
「殉教者」として列福されました。

ちょうど、
遠藤周作原作の映画『沈黙』(マーティン・スコセッシ監督)
話題になっていますね。

そこで、多摩教会では、
「殉教者って? それってどうなってるの?」と題し、
特別講話の機会を設けました。

「殉教といえば・・・!」の
カトリック長崎大司教区から、
鶴巻健二神父さまをお迎えして
お話しいただきます。

ぜひ、お気軽にご参加ください。
お待ちしております。

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「殉教者って? それってどうなってるの?」
日 時: 2月26日(日)10:45~11:45
( 10時からのミサ終了後 )
講 話: 鶴巻健二神父 (カトリック長崎教区)

無 料 * 事前の申込不要
☆ お車でのご来場はご遠慮ください ☆

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多摩教会への交通アクセス Google Map
教会簡易地図ペイント作成-2015ここナツ用-500

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遠方からお越しの方、
ご体調の関係で、車のご利用を考えておられる方は、
以下の近隣駐車場をご利用ください。

(クリックで拡大表示)

巻頭言:主任司祭 豊島 治「チャンスに乗じます」

チャンスに乗じます

主任司祭 豊島 治

 皆様は、年末年始をどのようにお過ごしになられたことでしょうか。私は多摩教会で初めてのクリスマス。そして大晦日から元旦と皆様と祈りを共に出来ましたことを特にありがたく感じました。また、元日ミサの中で、皆様の幸いと平和をお祈りいたしました。 皆様方も、それぞれの場で一年のことを祈願なさったことでしょう。時間の流れは速いもので、今年ももうずいぶんと過ぎていってしまいました。

 ある日曜、主日のミサに観想修道会で過ごしている方が、北海道からわざわざ私に会いたいということで多摩教会にいらしてくださいました。彼は車の免許を取得せよという命令をうけたためしばらく東京にいて、その都内滞在先からわざわざ3時間もかけて10時のミサに間に合うようにいらしたのです。普段は北海道の山のなかで、祈りと労働の日々を過ごし、気分転換になる刺激的な出来事もあまりないところで生活しているのに、とても充実している表情をされていました。

 「幸せになりたい」という願いは、私たちに共通する根源的な欲求です。何を買うか、何を着るか、どこに住むか、どれを食べるか、誰と暮らすか。どれも「もっと幸せになるために」選び、決断します。多摩教会では今年結婚式が予定されていますが、結婚とは「幸せになるために」するとても大きな決断でしょう。結婚式というイベントでなくとも、私たちは毎日、いや毎瞬、毎瞬、幸せを願い、探し、選んでいると言えるかもしれません。では、「何が私を本当に幸せにしてくれるもの」なのでしょうか。社会や世間がもてはやしているものを手に入れることが、本当に私にとって価値ある幸せの保証なのでしょうか。それがないと不幸なのでしょうか。

 もし、神様に、「がんばっているあなたにご褒美として、幸せになるために三つの願いをかなえてあげよう」と言われたら、私は悩むでしょう。何を求めたらよいのかと。どうなったら幸せになれるかと。
 次のように即答できれば幸せです。「このままにしておいてください。いまある人との絆を大切にできれば」。それは世間から見たらちっぽけな、ささやかな幸せかもしれませんが、現状の自分を受け入れられることは本当に「幸せ」なことだと思います。

 自分は「幸せになってはいけない!」と決めてしまっている方がおられます。あんな事をした自分は、あんな否定的な扱われ方をした自分は幸せになる資格がないと決めてしまっている人がいます。
 神の赦しと慈しみから除外されている人はいません。救いの泉から外されてしまっている人は一人もいません。
 まずは、私を赦してくださっている神に自分で安堵することから始めましょう。そして自分を赦すこと、自分を認め受け入れることができたら、隣人へのまなざしが優しくなることでしょう。 そしてより多くの人を招きましょう。
 2月からはゆるしの秘跡や再認識のチャンスが多くあります。赦しと和解の恵みが皆さんのうえにありますように。

連載コラム:「生後三日目の洗礼」

「荒野のオアシス教会を目指して」

一瞬の勇気で、一生の家族!
連載コラム「スローガンの実現に向かって」第73回
「生後三日目の洗礼」

落合・鶴牧・唐木田・町田地区 日野 美津子

 去年の10月、私はふるさとの平戸に行ってきました。年老いた兄夫婦が元気なうちにという思いと、懐かしさで、長崎で行われた研修会を終えて、バスと車で3時間もかかる平戸に向かいました。親はもういなくて、家もありませんが、まず自分が育った家の跡地だけでも見たくて、目的の兄の家より先に行きました。
 私が育ったところは、左前方に生月島(いきつきしま)、右前方に度島(たくしま)が見える平戸島の最北端です。この2つの島を毎日見て育ち、行くことなど考えたことがありませんでした。ところが、だいぶ前に平戸と生月を結ぶ橋が出来ていたことは聞いていたので、今回チャンスと思い、私は初めて、何回か行ったことのある兄夫婦と、ワクワクして出かけました。私は、過去の生月での出来事は何も知りませんでした。

 初めて見る水色で塗られた橋は、空と海と大自然に溶け込んだ美しい橋でした。丘の上の教会の庭に設置されたファティマの聖母と牧童たちが私たちを迎えてくれました。お御堂の中は、左右と後ろの壁はステンドグラスを思わせるような南米から取り寄せたという色とりどりのちょうちょの羽で飾られていました。毎日見慣れていた島は、教会も庭も聖堂内も、また島全体もオアシスでした。
 この教会の出身者の中に、毎年、9月28日に祝われる聖トマス西がいます。1634年11月11日に処刑された69人の中に、二人の神父様がいました。その中の一人です。この69人の殉教者たちは、26聖人たちと同じ西坂の丘で斬首、火あぶりで殉教し、二人の神父様は穴吊りにされて殉教しました。教会の近くには、「黒瀬の辻殉教地」があり、神父様のお父様が殉教したところでした。目の前には、海と無人島が見え、この島で大勢の人の拷問、処刑が行われたそうです。
 何も知らずに、この島に来た私は、恵みとショックを同時に受けて、生月を後にしました。やがて、見慣れた平戸の無人島の前を通るとき兄が指さして、この島でも大勢の人たちが拷問処刑されたと教えてくれました。私の生家の近くの浜でも、殉教者の血で海が染まったといわれている場所があります。

 久しぶりのふるさとにワクワクしながら旅立った私は、一週間後には、多摩の自宅で400年前に起こっていた出来事に深い感銘を受け、殉教者の苦難と受難を思い、祈りのうちに、涙と恵みに浸されました。ましてや、私たちがキリストの受難を思うとき、どれほどの恵みが注がれてくることでしょう。
 主が聖ファウスティナにおっしゃった言葉が思い出されます。「私の受難を1時間黙想する方が、血を流す鞭打ちを1年間行うより、もっと多くの功徳がある」。

 私の田舎では、赤ちゃんが生まれると、洗礼はいつ授けていただくかと、まず洗礼のことを心配していました。私は生後3日目にその恵みをいただきました。第一に信仰、死ぬも生きるも、主のためとの先祖の思いの行動だったのだと感謝しています。
 この世のものにはとらわれず、主と聖母を愛した殉教者、聖人たちにならい、この世で最高のオアシスである主と聖母の二つのみ心の中にいつもとどまり、養い育てていただきたいと思います。

      

カトリック山田教会(蝶の装飾画)
生月島「カトリック山田教会」(蝶の装飾画)
   
生月島「黒瀬の辻殉教地」
生月島「黒瀬の辻殉教地」(ガスパル様)

寄稿:「巡 礼」

= 寄 稿 =
巡 礼

加勇田 明子

 きっかけは、昨年、巡礼で八王子教会を目指した方が誤って多摩教会に来てしまい、「八王子教会への行き方教えて」と声をかけられたことでした。その時初めて、平成28年が巡礼の年であること、指定された教会がいくつかあることを知り、是非行ってみたいと思いました。昨年3月のことです。
 それから半年以上たった11月16日、TさんとUさんと3人で出かけました。3人で出かけるのは初めてでしたが、電車に乗った途端おしゃべりが始まりました。各々の信仰との出会いとか、通っていた教会のこととか、とりとめなく話は尽きませんでした。昼食は築地でお寿司と決めていましたが、お店がなかなか見つからず困りました。でも一番の楽しみだったので執念で見つけました。とっても美味しかったです。
 築地教会は3人とも初めてでした。立派な聖路加病院の傍らにひっそりと建っている姿、ギリシャ建築のような4本の柱が印象的でした。
 16、19日と2日間、カテドラル、イグナチオ教会の納骨堂、神田教会の強烈なステンドグラス、歴史を感じる八王子教会の聖堂。ミサに出席するのではない見学は新鮮でした。
 昨年夏、夫と巡礼教会のひとつである西千葉教会を訪ねました。久しぶりに会う旧知の小林神父様からお話を伺いました。「今年は、50年に1度の巡礼の年で、巡礼に行くとすべての罪が消えるの。素晴らしいでしょ」。まったく意味が分かりませんでした。帰る途中、夫に聞きました。「あれってどういうこと?」「そういうこと。誰でも罪があるから。罪のない人はいないから」やっぱりわかりませんでした。
 11月の巡礼が終わって2、3日して、ふわっと浮かびました。「リセット」、このことかな? 神父様の言われたことって。「これだ!」と思いました。
 新しい自分。過去に執着しない日々。巡礼ってこういうことかと思いました。行かなかったらわからないことでした。
 数日後、私たちが巡礼の計画をしていた時に、そばで聞いていた人に会いました。「巡礼に行ってきたのよ」と話したら、「お寿司美味しかった?」と言われました。楽しい教会です。

1月:「初金家族の会」からのお知らせ(次回は2/3・金)

「初金家族の会」からのお知らせ

 新年1月6日(金)初金ごミサのお説教で豊島神父様は、「身体の痛み、不調など、人生で出会う不快なことを私たちはどのように受け止めたらいいのでしょうか。神様のご計画は、『永遠』という尺度のもとにあります。『永遠の命』をいただいている私たちは、一日一日、永遠を見つめて過ごしましょう」とお話になりました。

 続いての初金家族の会は正月休みの予定でしたが、特に豊島神父様が去年4月の熊本大地震災害後のカリタス福岡・熊本支援センターの援助活動について、信徒会館でスライド上映をしながら報告してくださいました。

 ボランティア活動は山のような瓦礫やごみの処理、おにぎり作りなどの炊き出し、風呂場作り、トイレの清掃、農業支援など多方面にわたり、若者たちは日頃の夜回り体験などを生かして大活躍、被災者との会話を交えての作業ぶりで、安心感、励ましを届けました。多くの皆さんから物心両面の支援もあり、カリタスの活躍が地元からも大きく評価されたというご報告でした。

 次回、2月3日(金)のごミサのあと、午前11時前頃からお昼までの初金家族の会では、国連や在日の外国政府機関で30年以上にわたり広報業務を担当なさっている信徒の方が、ご自身の貴重な体験談を披露してくださる予定です。どうぞご参加ください。

2016年「多摩カトリックニューズ」バックナンバー

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2016年


12月号

(No.520)

2016.12.17

愛のあるところ、それがクリスマス 豊島 治 神父
光り続ける一粒の真珠 桜ヶ丘地区
佐倉 リン子
「初金家族の会」からのお知らせ


11月号

(No.519)

2016.11.26

次、いきます 豊島 治 神父
「全ては御手のなかに」 -婚姻の秘跡の更新- 関戸・一宮・府中・日野・野猿地区
バルトロメオ 岩藤 大和
「初金家族の会」からのお知らせ


10月号

(No.518)

2016.10.22

おわりにあたって、はじめます 豊島 治 神父
日々のオアシス A・W(ペンネーム)
「初金家族の会」からのお知らせ


9月号

(No.517)

2016.9.17

① 猫。います
② カリタス・ジャパンについて回答します
豊島 治 神父
オアシスの出発点諏訪・永山・聖ヶ丘・連光寺地区
渡辺 悠(ペンネーム)
「初金家族の会」からのお知らせ


8月号

(No.516)

2016.8.20

ささげます 豊島 治 神父
オアシスの水辺にたたずむ稲城・川崎地区
水野 めぐみ(ペンネーム)


7月号

(No.515)

2016.7.16

まねかれます 豊島 治 神父
私の求める場所はここだった稲城・川崎地区
Monica 下田 尊子
「初金家族の会」からのお知らせ


6月号

(No.514)

2016.6.18

つながります 豊島 治 神父
ピクシス( PYXIS )で思うこと諏訪・永山・聖ヶ丘・連光寺地区
マリア・クララ(ペンネーム)
メイラン神父様について塚本 清
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5月号

(No.513)

2016.5.28

やりとげます 豊島 治 神父
来週も頑張ろう!南大沢・堀の内地区
山本 保子
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4月号

(No.512)

2016.4.30

第二ステージへ 豊島 治 神父
耳を傾ける南大沢地区
加藤 泰彦
釜石と福島に行ってきました司牧評議会委員長
塚本 清
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3月号

(No.511)

2016.3.19

日本一の教会においでください晴佐久 昌英 神父
神父さま、ありがとうございました!入門係一同
晴佐久神父様、ありがとうございました司牧評議会委員長
塚本 清
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2月号

(No.510)

2016.2.20

7年間の巻頭言晴佐久 昌英 神父
福音を語るとは落合・鶴牧・唐木田・町田地区
北村 司郎
「初金家族の会」からのお知らせ


1月号

(No.509)

2016.1.23

二つの「みんなの家」晴佐久 昌英 神父
青年会と聖劇関戸・一ノ宮・府中・日野・野猿地区
森 友昭