8月16日(金)と17日(土)は、長崎から神父さまをお迎えして、お話を伺います。
難しく、肩のこるような講話や講義ではなく、くつろぎながら聴くことができる場を設けました。
両日ともに、申し込みや参加費などは不要です。
どなたでも、お気軽においでください。
16日(金)は、二人の司祭の対談形式で「病者のためのミサと病者にとってのミサ」について、17日(土)は、お茶を飲みながら「被爆地視点の平和観と教皇来日」について伺います。
🔹「病者のためのミサと病者にとってのミサ」🔹(教区福祉委員会共催)
8月16日(金)16時から、二人の司祭の対談形式で行われます。
場所は、多摩教会のホール(聖堂前室)です。
長崎からお迎えする鶴巻神父様は、曽根教会主任時代、地域のバレー大会に選手となって活躍。地域の拠点としての「けいこ(東京でいう「教会学校の」勉強)」「聖歌づくりと指導」などを幅広く行い、教会を育成されていました。ところが、2012年、夕食後に司祭館内で倒れ、ドクターヘリで搬送されます。脳出血と診断され、緊急オペで意識を戻しますが、右半身に力が入りません。現在は工夫して、バリアフリーの小瀬良集会所で、オルガンなしの静かなミサを、高齢者と共に捧げておられます。
ずっとリハビリに通い続け、継続訓練としての水泳を大切にされているせいか、目標を持った鍛錬の日々が結実し、県大会で水泳金賞を受賞。
東京パラリンピックが来年8月25日から始まりますが、リハビリ訓練としての価値観から、スポーツアスリートとしての価値観への転換期に、当事者として実感を持つことになられました。
カトリック教会は、病を持つ方と、病者のためのミサや、病者の塗油など、秘跡に関係した接点を持っています。秘跡を執行する務めと、それを受けてきた両方の側面から、ミサでどのような恵みや実感を受けたか、また、そこからくるミサへの向き合いかた、病床にあるときの願いに「神の愛」をどう実感したかなど、東京教区福祉委員会の委員でもある当教会主任司祭の豊島神父が、対談形式でお話を伺います。
🔹「被爆地視点の平和観と教皇来日」🔹
(NAGASAKI=被爆地視点の平和観、教皇来日の最初が長崎という情報からくる期待)
8月17日(土)16時30分から、お茶を飲みながらお話を伺います。
場所は、多摩教会のホール(聖堂前室)です。
8月9日午前11時すぎ、浦上での原子爆弾投下によって10数万人の命が失われました。鶴巻神父は被爆4世。被爆した家系という、目に見えないものを抱えて生きるなかで、1980年代の聖ヨハネ・パウロ2世教皇が発せられた「平和メッセージ」はどう映ったのか。そして、現教皇フランシスコの来日が期待される今の長崎はどうなのかを、神父さまの近況と併せて、お茶を飲みながら伺います。
※ 17日(土)18時30分から、18日(日)10時からの多摩教会のミサは、鶴巻神父さまの主司式、説教となります。(参考:次回ミサ@カトリック多摩教会)
💠鶴巻健二神父💠
幼児洗礼。長崎市木鉢教会に通う。中学一年で長崎教区の小神学校に入学。
22歳でサンスルピス神学院に進学。2005年司祭叙階 → 下五島「福江教会」(浜脇教会、牢屋の窄教会、奈留教会、江上教会含む)助任司祭 → 2008年長崎市「浦上教会」助任司祭 → 2009年上五島「曽根教会」(大水教会、小瀬良教会含む)主任司祭(療養&リハビリ) → 現在、長崎市「小瀬戸集会所」
多摩教会への交通アクセス
(Google Map)☆電車のご利用
小田急多摩線「小田急永山駅」、京王相模原線「京王永山駅」より徒歩15分
京王相模原線「聖蹟桜ヶ丘駅」より、徒歩20分
☆バスのご利用
※「小田急永山駅/京王永山駅」より
6番のりば(バス乗り場案内図 ・時刻表 =2018年9月25日現在=)
桜22系統~桜25系統「聖蹟桜ヶ丘駅」行き
二つ目の「諏訪下橋(すわしたばし)」停留所下車。
横断歩道を渡り、バスの進行方向で川沿い100m右。
※「京王線・聖蹟桜ヶ丘駅」より
11番のりば(バス乗り場案内図)
桜22系統~桜24系統
二つ目の「車橋 (くるまばし)」停留所で下車 。川沿い200m左。
☆タクシーのご利用
永山駅より 「馬引沢橋(まひきさわばし)そばの多摩教会」で。基本料金。
聖蹟桜ヶ丘駅より「馬引沢橋(まひきさわばし)そばの多摩教会」で。1300円前後。
☆近隣駐車場のご案内
遠方からお越しの方、お体の具合などで車のご利用をお考えの方は、以下の近隣駐車場をご利用ください。
カトリック多摩教会住所: 東京都多摩市聖ヶ丘1-30-2
<鎌倉街道・馬引沢橋(まひきざわばし)そば>
電話: 042-374-8668