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2003年5月号 No.357 2003.5.10
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よろしくお願いします!気持ちは前向きです! |
加藤 豊神父 |
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加藤豊主任司祭へ心からの歓迎を |
井上 信一 |
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はじめまして!多摩修道院の新人です! |
藤原 睦子 |
よろしくお願いします!気持ちは前向きです!
主任司祭 加藤 豊
今年の2月半ばでありました。教区本部から私のもとに電話がありました。大司教様から人事についてお話があるから翌日、司教館にくるようにという連絡でありました。そのとき私は、再編成前の大異動によって自分も転任すると正式に知らされました。
一夜明けて司教館を訪れた私に、岡田大司教様はこうおっしやいました。「多摩教会にいってください」。私は「わかりました。今度は宮下神父様のところで働くのですね」と応えると、それに対して大司教様は「いいえ、あなた一人です。宮下神父様は8年間多摩教会で働きました。次は松戸教会にいってもらうことになりました。多摩には後任としてあなたがいくのです」と、そうおっしやいました。
思えばまだ神学生の頃、25周年記念の折りに訪れたあの多摩教会。その頃神学院長
であった寺西神父様が初代の主任司祭を勤め、画期的なアイデアを次々に実現した個
性と熱意の共同体。私が抱いていた多摩教会のイメージは、おおよそ、そのようなイメージでした。しかも最近ではそれに加え、私にとつて関口教会出身の大先輩である宮下神父様が8年働いた教会、というイメージが更に重なっていました。
主任司祭1年生であり、お世辞にも器用とはいえない私は、喜びと心配が入り混じった気持ちで着任の日を待ちました。しばらくは初心者マークのキーホルダーを首から提げて働こうかとさえ思いましたが、わざわざマークなど自分から着けなくとも、初心者はその運転ぶりから傍目に免許取りたてだとわかるものです。「ああ、こりやまだ慣れちゃいないな」といった具合に。
ところで、最初に車を運転したときの興奮はおそらく誰にあっても忘れがたく、「今日から自分も車社会の一員なんだ」と実感するうれしさは、その責任の重さと同じくらいに重みがあって、それがドライバーを前向きな気持ちにしてくれます。同様に今の私の場合「私も多摩教会の一員になったんだ」と実感する度ごとに前向きです。4月27日「復活節第二主日」私はついにこれから共に歩んでいく皆さんのもとで、その第一歩を踏み出すことができました。皆さんに感謝します。私を受け入れてくださってありがとうございます。うれしいです。この場をお借りして、もう一度あらためて「よろしくお願いします」と申し上げたいと思います。
加藤豊主任司祭へ心からの歓迎を!
教会委員長 井上 信一
私たちの共同体が誕生して、5代目の加藤豊主任司祭を迎えることになりました。しかも小教区再編成のスタートの年でもあり、私たちの信仰の本質が問われるタイミングに、この主任司祭の交替を受け入れることになりました。でも、私たちは何の心配もしておりません。歴代の神父様たちがこの共同体を育て、鍛えて下さったのです。それにこの共同体の誕生のエネルギーになった私たちの先輩がいます。若い人たちも色々の面で素晴らしい貢献をしてくれます。
加藤神父様は着任の挨拶で司祭歴3年生という謙虚な言葉を述べられました。司祭の高齢化が問題として議論されている最中で、宮下神父様に次いでまた若い司祭に来て頂くことになったことは、他の共同体に対して申し訳ないという気持ちです。神様の慈しみに感謝します。新しい神父様を中心に私たちの福音宣教活動をさらに広げて行こうではありませんか。自分が歳を取っているせいか、若い人たちのエネルギーと言いますか、発想の新鮮さに時々ドキッとすることがあります。その意味でも若い主任司祭を迎えることは嬉しいことです。
私たち多摩教会の信徒の思いや祈りは様々ですが、信仰の喜びを分かち合うという面では、皆が一致できる共同体と思います。その点をご理解頂き、どうか私たちの心からの歓迎の意をお受け取り下さい。
はじめまして!多摩修道院の新人です!
藤原 睦子
私は志願院を卒業し、カリタス会のアスピラントとして多摩修道院に来ました。多摩はとても空気がきれいで、自然が多くて、本当に住みやすい所です。普段はかおり保育園で4歳児のクラスを担当していて、毎日楽しく子供たちと過ごしています。
土曜日には静かな雰囲気の中で、典礼奉仕をさせて頂き、たくさんのお恵みにとても感謝しています。これからこの多摩教会でたくさんのお祈りを神様に捧げ、すべてを神様にお任せして、召命を深めていきたいと思います。
多摩教会の皆さん、これからよろしくお願い致します。
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