「初金家族の会」発足関係記事③

仮称「おやじとおふくろの会」の名称決定

 仮称「おやじとおふくろの会」の名称は「初金家族の会」と決まりました。

 初金曜日はイエス・キリストの受難と死を記念する毎月第1金曜日の信心です。
 主の十字架上での奉献を記念して毎月第一金曜日に祈りを行うことは、初代教会以来の伝統です。『カトリック大辞典』によれば、「初金曜日の信心は、主の十字架上の奉献と心を一つにして、キリストの神秘体である教会の平和のために祈りと犠牲をささげ、主の愛に従う霊性を本質とするもの」と記されています。

 これまでの参加者から提案された会の名称は、神父様とも相談の結果、この程「初金家族の会」と決まりました。

 第三回の例会は、6月7日(イエスのみ心の日)、晴佐久神父様の先唱でのお祈りに始まり、高幡教会などからの新参加者も加わって和やかな雰囲気でした。
 今回の卓話は、前委員長の北村司郎さんが「多摩教会のはじまり」と題して、お話されました。
 「42年前、信徒の家庭でのミサを司式してくださった 当時の東京大司教、故白柳枢機卿様が『教会は建物ではありません。二人、三人と信仰者が集まるところに神様がおられる、そこが教会なのです』と話されました。そのお言葉が、その後発展を続けてきた多摩教会の原点となったのです」と北村さんは話されました。

 次回、7月5日(金)には「日本カトリック海外宣教者を支援する会」で活躍中の井上信一さんに貴重なご体験を伺う予定です。

(カトリックニューズ2013年6月号 No. 475)