今年の初金の日までは、クリスマスの月らしからぬ暖かい日が続きました。
初金ミサのお説教で豊島神父さまは、信者の方が急遽されたのに関連して、生誕の時と対峙し、「必ず終わりの日はくる。Adventはこのような意味も含むものです」と話され、リハビリ病院の話も加えて、生きる時の苦しみ、そのとき力になるものについて述べられました。また、聖アンプロジオに関連して説教の役割を示され、「人は聴く、見るなどにより情報を得て知識としますが、今日のマタイによる福音は体で感じる、信じる、従順など知識をベースにした知識と異質なものが必要なことを示しており、これは簡単なものでなく生涯を通じ求めていくべきものです。ミサでの御聖体はこの助けとなります」と結ばれました。
初金家族の会では、聖堂で黒川優子さんのボーカル、滝口みゆきさんのオルガンによるミニコンサートが開かれました。カトリック聖歌集の「ああベトレヘムよ」に始まり、全員での合唱も加えて進み、滝口さんのオルガン独奏、「Sarabande」 もあり、最後は黒川さんによる「Ave Maria」の美しい独唱で終わりました。一足先のクリスマスの雰囲気を感じました。
コンサートの後は信徒会館での懇談となり、黒川さん、滝口さんの音楽に関連する履歴の披露に始まり、日頃の発声法の訓練などについての裏話もあり、発声法に関連する腹式呼吸なども話題になりました。今回のコンサートと懇談を通じ、聖歌と信仰への理解を共有し、分かち合えたのではないかと思われます。
2019年1月4日の初金ミサは捧げられますが、初金家族の会はお休みで、次回は2月1日(金)のミサの後、午前11時頃から開催の予定です。
「初金家族の会」は、初金ミサの後、貴重な体験を披露し、分かち合い、信仰を語り合う、信仰家族の絆を深め合う楽しい会です。皆様、どうぞお気軽にお立ち寄りください。