積雪が予報された厳寒の2月初金でした。豊島神父さまの説教は聖書の翻訳改訂で病気に関連する記述の見直しが行われることにちなみ、病気に関する考え方について、次のようなお話がありました。
「健康・病気の本質は何か、治療が困難な病気、福祉の狭間の問題、多々困難はありますが、教皇様の医療関連者への『善意に、寛容に、愛の奉仕をもって』との言葉が救いになるでしょう。
今日の福音は神の国のイメージとして『土』という言葉をとりあげています。食物を豊かに育てるには、適切な空気、水、栄養などの存在が要件です。私たちも誰かと共に神の国のベースとなる土に、愛、優しさ、思いやりを耕し込むことが必要です。神さまの恵みを受け、良い土作りができることを願いながら御聖体をいただきます。」
初金家族の会は、志賀晴児さんが情報過剰時代についての様々な社会現象などや、マザー・テレサ、曾野綾子さんの言葉をまじえて話され、マスコミについては真実を伝える勇気を、受け手の私たちにとっては正しい判断ができる知恵を授かれるようにお祈りしたいと結ばれました。
この話の後の懇談では、ネット掲示板情報を信用しての痛ましい事件、幼児虐待事件の情報の発信、評価などについての意見が交わされ、教育、情報の扱いの重要さを認識され、信仰の上でも重要なことが分かち合えました。
次回の初金家族の会は、3月1日、初金ミサの後、午前11時頃から開催の予定です。1時間ほどで、場所は信徒館です。NHK(Eテレ)のビデオ、「あしたも晴れ!人生レシピ」より、シスター鈴木秀子さんの「苦しみを幸せに変える人生を」を観て、シスターの信仰を分かち合うことを企画しています。
「初金家族の会」は、初金ミサの後、貴重な体験を披露し、分かち合い、信仰を語り合う、信仰家族の絆を深め合う楽しい会です。皆様、どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。