9月2日の初金ごミサで豊島神父様は、「私たちの体は二つの要素から成り立っている。外側は年と共に弱くなり、うまく行かないことが多くなるが、内なる心がしっかりと成長して信仰を継承、神様がお与えになる信仰が育っている。み言葉を聞き、みこころを味わって、キリストが内に居て下さることを実感、外なるいろいろの弱さを取り去るよう願って御聖体をいただきましょう」と話されました。
続いての初金家族の会は神父様のお祈りで始まり、鶴牧の北村司郎さんから「多摩教会のはじまり」について、実体験からの素晴らしいお話を聞くことができました。
多摩教会の第一回家庭ミサは昭和47年6月でした。そして寺西神父様と集まった信徒の方が、荒れ野を旅する教会を盛り立てて、年間の教会行事を工夫しながら奉仕し、やがてマンションへ移り、かおり保育園ができあがり、今日の多摩教会へと展開するのですが、荒れ野はニュータウンの周辺の現実であったようです。
教会、エクレジアは寄り合いを示す言葉だそうですが、折しも多摩ブロックの活動が活発で多摩地区の若者が沢山集まり、信徒の皆さんもハイキングへ行くなど、工夫しながら教会行事が開かれ、聖母被昇天のパーティーで今も行われているバーベキューは第一回からの作業でした。まさに寄り合いという本来の歩みがあったようです。
北村さんのお話のあと、出席の皆さんからも活発なお話が出ました。
被昇天のパーティーはある時期には、お盆に若者が帰って集まる場所であったとか、若い人たちが教会でいろいろと教わって育っていったなど、これからの教会活動にも活かしたいと感じる分かち合いができました。
初金家族の会、次回10月6日には、信徒の中村安男さんのミャンマーでの奉仕活動のお話を予定しています。
「みんな違って、みんないい」、初金ごミサに続いての初金家族の会に、皆様どうぞご参加ください。