早咲きの桜のたよりにようやく春の訪れを感じるようになった四旬節第三金曜日、3月4日のミサの説教で晴佐久神父様は、「大宇宙の根源の法則、すなわち、主である神を愛し、隣人を己のように愛しなさいとの神様の愛の掟こそ最高の教えです。私たちは幼児が全面的に親に甘えるように徹底して神様に依り頼みましょう」と、この日の福音について熱心に話されました。
続いての初金家族の会では、広報委員の中嶋 誠さんが5月に予定されている五島列島の教会への巡礼計画に因んで、ザビエル来日時代からの宣教の歴史、土地の伝統文化と融合しながらの宣教師たちの努力の様子などを話されました。
医療、産業面などで人々を励ましながら、「くつろいでください」と呼びかけた往年の宣教師たち、ひっそりと教えを守ったかくれキリシタンの秘密ことばの工夫の数々など、自作の絵を交えての中嶋さんの造詣の深い卓話でした。
次回、4月1日、初金ミサ後の家族の会は信徒会館で、もちよりの手作りお惣菜鍋料理をつつきながら、なごやかに歓談する予定です。係では皆様の気楽なお越しを歓迎いたします。