立春を過ぎても大気の冷たかった2月5日は「日本26聖人殉教者の祝日」でした。
この日の初金ミサで晴佐久神父様は、「すべての民を私の弟子にしなさいとのイエスのことばに、ハイと答えて信仰を守り通したのが26聖人です。殉教者、コル神父様を守護の聖人と仰ぐ多摩教会の信仰家族の私たち、仮に、今ここに集まっている40数人一人一人が、一年をかけて身の回りの一人の人に福音を伝えれば、来年には40数人が信徒になるのです」と身近な人への宣教を呼びかけられました。
続いての初金家族の会では同会進行係の志賀(稲城市)がバチカン放送局在勤中の生活体験から心やさしいローマ市民の暮らしの一端を紹介しました。質素で楽しい休日の過ごし方、少々のこころづけ(チップ)活用で対人関係に融通を効かせる大人の知恵、外国からの移民や生活弱者への暖かい民間支援の実際など、おおらかで、気さくで、おせっかい好きなイタリア人のホンネの暮らし方の話でした。
次回、3月4日には広報部・中嶋 誠さんの卓話で「五島列島の教会への巡礼計画」を予定しています。
初金ミサのあと、お昼までの1時間、お茶でくつろぎながら楽しい話題のやりとりが出来る気楽な初金家族の会にどうぞお立ち寄り下さい。