広報: 志賀 晴児
天の父のもとに迎えられ、全ての人のためにとりなして下さる聖人方に心を向ける「諸聖人の祭日」の11月1日、ごミサのお説教で晴佐久神父様は「日々の苦しみ、心の痛みが私たちの殉教です。聖人、特に各自の洗礼名(霊名)の聖人の模範に励まされて信仰の旅路を辿りましょう」と話されました。
ひき続いての初金家族の会、この日は「介護」について、20人ほどが熱心に話し合いました。長く、苦しい傷病に見舞われた家族の自宅介護、入院、転院、最後の救命措置の厳しさなど、貴重な体験談が率直に語られ、公的なサービス、医療費などについても具体的な実例を伺うことが出来ました。
一人で頑張らないで、お互い声をかけあい、役割を分担して助け合うこと、そのためには介護する側の考え方、意見の一致が大切、また介護される側も辛抱し、出来ることなら感謝の気持を表すことが必要、介護を通して家族が仲良しになったなどなど、お話は尽きませんでしたが、一応12時半で閉会とさせていただきました。
12月6日(金)には、「九死に一生を得て」と題して松永 重雄さんの今日までの体験と、乗り越えた今のお気持ちをお聞きします。