乞田川(こったがわ)沿いの若葉、青葉が美しい季節の5月1日、多摩教会・初金家族の会は信徒会館で中嶋 誠さんの卓話に耳を傾けました。
長年、商社で海外勤務をなさった信徒の中嶋さんは長崎各地のキリシタン史を研究なさっています。今回は、去る3月17日に長崎で盛大に開かれた「信徒発見150周年記念ミサ」を中心とした行事に参加されての体験や、浦上天主堂での信徒発見の物語を巡る数々の逸話、厳しいカトリック禁制の250年の間、信仰を守り続けた人々の貴い支えになった福者岐部ほか内外の聖職者の凄絶な宣教活動の様子など、貴重な史実の数々を紹介されました。
私たちは先人の真摯な信仰に目から鱗が落ちるような思いで深い感銘を受けました。
初金家族の会、次回は6月5日(金)、ごミサのあと11時からの1時間です。どなたでも大歓迎、お茶でくつろぎながらのなごやかな集いに、どうぞ気軽にご参加ください。