10月2日(金)、守護の天使の記念日にあたるこの日、「摂理によってすべてを治めておられる神様は、どんな時にも天使を遣わして私たちを守ってくださっています。いつも感謝しましょう」との晴佐久神父様のお説教を聴きながら、嬉しい時にも悲しい時にも天使たちがともに天の父の御顔を仰いでいることに心を向けたいと思い、小さい幼子のようにならなければ、決して天の国に入ることはできないというこの日の福音の教えが身に沁みました。
続いて、府中にお住まいの島田潤一さんが「終戦と想定外の驚き」と題した70年前の戦中、戦後の体験の数々を披露なさいました。終戦の時、小学生だった島田さんから子供心に感じた価値観大転換の驚き、戸惑いなどの貴重な思い出話をお聴きして、ご出席の戦後生まれの世代の方々からも率直な感想のことばが出ました。年配者が戦争を知らない多くの若い世代の皆さんに今こそ戦争の悲劇をしっかり伝えておかなければと感じたひとときでした。
次回、11月6日(金)には長年、多摩教会の広報委員で活躍してこられた府中の松原 睦さんの「〝面倒くさい、後でしよう〟からの脱出」と題しての暮らしの知恵よもやま話を予定しています。
様々な世代のナマの体験談や、お互いの率直な分かち合いを通して、信仰家族の絆を深める初金家族の会です。どうぞお気軽にご出席ください。