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2002年11月号 No.351 2002.11.16

1 教会名物・バザーあれこれ 岩藤 大和
2 バザー献品係り 小林 正子
3 パザー報告 海田 京子
4 バザー 江口 照子
5 五日市の基参について 下津ひとみ
6 東京教区子供ミサ 加藤 泰彦
7 ユースフェスティバル2002 高橋 英海
8 婦人部遠足『調布教会を訪れて』 婦人部


教会名物・バザーあれこれ               岩藤 大和

・期待の大きさに比例してバザーの準備にも力が入る。売るものを自分たちで作るこ と、それが売れていくことはバザーならでの醍醐味だ。今年5月は"量は多くしないで 皆で楽しもう''を合言業に行われたが、この10月のバザーは、収益金をカリタスジャ パンヘの寄付・建設借入金返済の献金にとして、売上拡大も大いに意議して量を増や して行われた。ポスターとチラシを作り近隣に配り、調布・府中の教会に呼びかけ、 また作ったご馳走などは持ち帰り出来るようパックも用意した。1ヶ月も前から準備 をしてきたが、バザー当目はその頂点に達した。台所の活気はその象徴を見る様で、 女性は勿論男性もまた子供たちも大いに手伝った。カを出し合った成果として、売上 はこの日だけで春のバザーの約1.6倍、31万3千円に達した。量を多くしたら、活気と 楽しさはもっと多くなったようだ。

・バザーの楽しみの1つに、思わぬ掘り出しものを見っけることがある。献品コーナー だ。市価では考えられない値段で、趣味のもの・以前から欲しかったものがある。我 が家の居間にヨットの木製の舵取りハンドルを飾つている。海のロマンと人生行路の ステアリングの象徴にと3年ほど前にバザーで見っけたものだ。また(これは多摩セン ター'バザールだったが)ドイヅ製の食パンスライサーを見つけ、今でも重宝して毎日 使っている。聖蹟のデパートで以前から見ていたが、1万数千円もして手が出ない。 20分の1の値段だつた。今回目をつけたのは、回顧調のねじ巻き式懐中時計だ。亡く なつた父が愛用していたものを思い出させてくれる。これだっと思った時は、日ごろ 尊敬しているY氏の手にあり、先を越されてしまった。取り逃がした獲物はなお更思 いが募り残念だが、次回のバザーに今から期待しよう。



バザー献品係り       (愛宕・鹿島・松ケ谷・東中野・落合) 小林 正子

 いつもなら教会入り口の坂にテントを張つて、売り子も品物も斜めになつていまし た。が当日の天気予報は生憎の雨模様のため、場所は2階会議室に変更になりました。 献品は衣料・家庭雑貨・日用品等、盛りだくさん。中にはどう使うのか使い勝手のわか らない代物もあり頭をひねってしまいました。新品衣料は早い者勝ちでなのでしょう。 目が点なのですね。姿見もあるので売り子もちょっとしたファッションコーディネー タに早変わり、ハンパーに長めのスカートをはかせ厚手のチェヅクのブラウス、そし てリバーシブルのベスト。極めつけは暖色系のマフラーで秋を楽しんではいかがでしょ うか。
 お客様、どれもそれなりに良かったのではないでしょうか。又のご来店をお待ちし ています。
      

バザー報告                   コルベ会 海田 京子

 会員それぞれが神様からいただいたタレントを生かして、ケーキ類・惣菜・手芸品等 を手作りし、又食品とりよせ、衣類の問屋からの仕入れもして販売いたしました。皆 様のご協力のおかげで売れ行きも上々でした。ありがとうございました。ただ問屋か らの仕入れは安く仕入れるためには、数量を多く求めなけれぱならず、どうしても完 売は難しいのです。今回も皆様のご協力をいただきましたが、まだまだ暖かい衣類・ 遠赤外線ソックスなどが残っております。折をみて販売していくつもりですが、御入 用の時にはいつでもお声をかけてください。引き続いてよろしくお願いいたします。

 11月2日、今までのバザー献品の残りを持参して、多摩センターのフリー・マーケッ トに出品いたしました。当日は墓参の日と重なったにもかかわらず、神父様はじめ男 性の方々も早朝に品物を運んでくださり、平均年齢のかなり高いコルペ会会員一同と ても助かりました。販売にも会員以外の方(男性もお一人)もご協カくださり、おかげ で売上金も7万2700円にもなりました。やはり、教会内だけだなく外での販売も必要 だと思いました。本当にどうもありがとうございました。



バザー                     落合地区 江口 照子

10月20目多摩教会恒例の秋のバザーが開かれました。私たち落合地区は、献品の販売、 売り子さんをやりました。場所はお天気の都合もあり、信徒館の2階になりました。 品物は衣類、食器、おもちゃ等です。お店が信徒館の2階だったためか、初めのうち はお客様もまりお見えにならなかったのですが、腹ごしらえの終わった方々が次々 と買い物に来て下さいました。少し雨が降ったりしたからでしょうか、今回のバザー はとても静かなうちに終わったように感じました。



五日市の墓参について              エステル 下津ひとみ

11月2日(土)秋晴れの中、五日市にある多摩教会墓地の墓参に行きました。多摩教会 を午前9時半に出発して、あきる野教会に午前11時に到着。官下神父様のミサが行わ れました。ちょうど矢崎ミエさんの納骨式もこの日に行われ、親族の方々も来ていらっ しゃいましたあきる野教会は、一見山小屋風の木造建築の広々とした空間からなり、 聖堂の窓からは紅葉した木々がながめられ、ゆったりとした気持ちになりました。  ミサが終わり、隣にあるカトリックの墓地への墓参りです。多摩教会の墓は、急な坂 を少し登ったところにあり、空気もとても良く、紅葉もきれいで、すぐにたどり着き ました。墓参では納骨式も行われ、墓の石が静かに開き、地下数メートルのところに 遣骨が納められました。墓標を見ていますすと、教会で見知ったあの方もこの方も購 入されたんだなあ、と思うと感慨深いものがありました。また・多摩教会の方のご用 意してくださった花々も墓地の上にあふれんばかりに飾ってあり、素晴らしい墓参り となりました。帰えりは、あきる野教会に戻り、教会のミニバザーで少々買い物をし ました。
 ちょうどマザー・テレサの写真展が教会の1階から2階にかけて行われていて、マザー ・テレサの生涯に思いをめぐらす機会にも恵まれました。 秋の紅葉の中でおいしい空気をいただきながら、ゆったりとした空間での墓参。、 心に残る素晴らしい時を過ごせました。



東京教区子供ミサ               (南大沢) 加藤 泰彦

 10月13日(日)午後、東京カテドラルで教区の子供ミサが行われました。当日は天 気にめぐまれ、各地区から800名以上の参加者が集まりました。多摩教会からは子供7名、 大人8名が参加。早めに教会を出発したおかげで、今年も前のほうの席をしっかり確保。 岡田大司教様司式のミサでは、塚本慧くんが侍者として祭壇上に。皆さんから神様への手紙がたくさんはいった特製ポストを下津くんが奉納しました。
 ミサ後は、聖堂前庭で皆でゲーム。始めはあまり気乗りしなかった子供達も、ゲー ムリーダーの掛け声につられて、どんどん体を動かすようになり、最後には所狭しと 駆け回っていました。
 この集まりには、調布教会、府中教会の子供達も参加していたので、わずかな時間 でしたが、交流の時を作ることができました。
 行き帰りは2台の車に分乗。子供たちはシスターの運転するワゴンに全員が乗り込 み、行き帰りとも話題の尽きないにぎやかな車中でした。ドライバーのシスター扇山 は大形免許の所持者だけあり、慎重ながら的確なハンドルさばきで、私たちを運んで くれました。



ユースフェスティバル2002             (堀之内) 高橋 英海

 11月10目、教会学校の子供たち(その他シスター扇山、シスター久野、父兄若干名) が調布サレジオ神学校で行われた第11回ユースフェスティバルに参加しました。多摩 教会からは初めての参加となった今年のフェスティバルのテーマは「こころをつない で」。サレジオ会系の教会や学校の児童を中心に500人近くが集まり、まず午前中に はドンボスコ・ホールでの開会式と藤川サレジオ会管区長司式のミサ。野外で皆で食 べた昼食にはコロッケ、焼そば、おにぎり、スパゲティ、たこやきが山盛りでした。
 午後の野外アトラクションではPKゲームや釣りぼり、くじ引き、じゃんけん、コリ ントゲームなど様々なゲームと賞品が用意され、ここで子供たちよりも夢中になって いたのはシスター久野です。続く室内アトラクション、ドン・ボスコについての劇 「ドン・ジョバンニの災難」では神学生扮する悪魔や天使に皆で大笑い。
 最後に神学校のグラウンドで「命令ゲーム」、「猛獣狩りに行こうよ」、「天使た ち悪魔たち2」などの集団ゲームで汗を流した後に閉会式となりました。神学生の皆 さん、アトラクションやゲームを準備してくださった青年会のお兄さんやお姉さんた ち、昼食を作ってくださったお母さん方のおかげで、快晴の空の下、皆で楽しい一日 を過ごすことができました。



婦人部遠足『調布教会を訪れて』                  婦人部

 今年の婦人部の遠足は、来年から教会再編成で宣教協力体となります調布教会、府 中教会のご婦人たちとの交流を自的に、調布教会への訪問を計画いたしました。11 月13日(水)10時、小春日和の中総勢31名が7台の車に分乗して多摩教会を出発しまし た。予定より少し遅れましたが、宮下神父様と尻枝神父様の司式でミサが始まり、こ れからの皆様との交わりが主と共にあって、豊かなものになりますようにお祈り致し ました。その後、信徒館で調布教会のマリア会が用意して下さいましたお弁当、お茶、 くだもの、お菓子等をいただきながら、それぞれの教会の婦人たちの役割や仕事につ いてお話があり、また神父様方からもそれぞれ個性豊かなお話があって、和やかな一 時を過ごすことができました。
 調布教会はサレジオ会が母体で、青少年の教育、育成について大きな活動をされて おりますし、府中教会はミラノ会で、現在は若いお母様方と子供達でとてもにぎやか だとお話していらっしゃいました。これから他の二つの教会からいろいろなことを学 ぱせていただき、また三つの教会がどの様に協力していけぱ福音的使命を生きること につながっていけるのか、小さなところから考えて行けたらと思います。
 その後、故チマッティ神父様の記念館を見学させていただきました。館長でいらっ しゃるコンプリ神父様お話はとてもユーモアがあって楽しいものでした。館内は故チ マッティ神父様の作曲され聖歌が静かにに流れ、日本での数々の、素晴らしいのに謙 遜な働きであったことがよく分かる展示がされていました。
 2時すぎ、現地で解散となりましたが、調布教会のマリア会の皆様には大変良くし ていただきました。心からお礼申し上げるとともに、交流会を無事に終えましたこと を神様に感謝申し上げます。

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