報告:教会学校の合宿に参加して

教会学校の合宿に参加して

塚本 清

 今年の教会学校の小学生の夏期合宿は、7月25日(金)から26日(土)に多摩教会で行われました。参加者は、幼児2名と小学生10名で、15名近くの大人がリーダーやお手伝いとして協力しました。

 25日は集まって、聖堂でお祈りをしてから、電車に乗って淵野辺にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)相模原というところに出かけました。この日は年に1回の特別公開の日で、科学衛星や探査機、ロケットをはじめとした宇宙の研究や開発についての展示や講演、実験などが行われていました。少し難しい内容のものもありましたが、どれも興味深いものばかりで、見るもの聞くもの全部が楽しかったようです。
 そこで見学をして、昼食を食べてから電車に乗って、多摩センターまで行き、極楽湯という温泉に入りました。ここは去年も行ったところですが、ふつうのお風呂のほかに露天風呂や水風呂もあり、とても楽しかったようでした。
 そして教会に戻って、夕食を食べてから、持ってきた空のペットボトルを半分に切って、シールや造花で飾ったり、ペンで絵を描いたりしてキャンドルホルダーを作りました。このホルダーにキャンドルを入れて、夜のキャンドルファイヤーで使いました。
 そのあと、2日目のミサの分担を決めてから、ダンスをしました。これは、今年の聖劇ではダンスを取り入れようということで、ダンスの上手な森さんという方に教えてもらって、みんなでダンスを楽しんだのでした。
 そして、最後にキャンドルファイヤーをしました。先ほど作ったホルダーに火をともしたろうそくを入れてから並べ、神父様のお話を聞きました。そのあと2階で就寝となりました。
 

 26日は、朝食後にミサで奉納する作品を作りました。
 各自のお祈りを書いた折り紙を星の形に折り、そのほかにもUFOや宇宙人などを作って貼りました。出来上がった作品はミサの時に奉納しましたが、信徒館1階に展示してありますので、ご覧ください。この奉納物作りでは、藤城さんがリーダーを担当してくれました。
 なお、1日目に作ったキャンドルホルダーも、各自で家に持って帰ったので数は少ないですが、信徒館の奉納物のところに置いてあります。
 そのあと、今年初聖体を受けた小学校2年生を中心に侍者の練習を聖堂で行いました。そしてミサは、晴佐久神父様が体調を崩されたため、ミカエル神父様の司式でしたが、子どもたちは侍者や先唱、朗読や奉納など、自分が担当したところで力を発揮しました。
 ミサの後はお待ちかねのスイカ割りをして、昼食のときにみんなで食べました。そのあと掃除をして、合宿の感想文を書き、最後に聖堂でお祈りをして解散しました。
 

今年も合宿に参加して、みんなで楽しい時間を過ごせたことと思います。
 今年の合宿のテーマは「宇宙」でした。JAXAに出かけ、各自のお祈りを星の形にして、ミサでは天地創造と、ご降誕で博士たちが星に導かれるところを聞きました。合宿の中で、宇宙の作り主である神様のことを感じることができたでしょうか。
 最後になりましたが、この合宿でご協力いただいた皆さんに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。