3/5(水)〜4/17(木):「四旬節」って?

四旬節
【 2014年は3月5日(灰の水曜日)
 〜4月17日(聖木曜日:「主の夕べの晩餐のミサ」〔日没の午後6時〜7時頃〕直前 】

四旬節   (ミニ解説)

元々は復活の主日(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)に先立つ40日間だったが、現在のカトリックの典礼では、灰の水曜日から、聖木曜日の「主の夕べの晩餐のミサ」直前(日没の午後6時〜7時)で終了するので、正確には37日と18〜19時間となる。この間、キリストの受難を思い巡らし、回心と節制、愛の行いを通して、キリストの復活を記念する復活の主日を準備するよう勧められている。


四旬節 (英:Lent)

ラテン語で「第40の」意。英語のLentは日が長くなる季節(= 春)を意味するlengthenが変化した語とされる。

灰の水曜日に始まる復活の主日(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)前の約40日間をさす。
復活の主日に洗礼を受ける人々の準備の期間であり、既に洗礼を受けた信者にとっても、回心と償いの期間となる。
典礼色は紫を用いる。

2世紀頃から、キリスト者は復活祭を準備するために直前の2日間を断食の日と定めた。3世紀にはこの断食は聖週間全体に及び、4〜5世紀にはイエスの荒れ野での40日間の断食と試みに倣って、復活祭に洗礼を受ける人が約40日にわたって準備をする期間となった。

また回心者の和解の式が復活祭の直前に行われるようになったため、それに先立つ40日間が回心の期間とされるようにもなった。

さらに、洗礼志願者や回心者とともに教会共同体全体も、この40日間に回心と節制を通して復活祭の準備をするようになった。

ローマ教会(カトリック教会)では復活の主日前の6番目の主日を四旬節の初日とし、聖木曜日(復活の主日直前の木曜日)までの40日を守ったが、6世紀頃からは断食をしない日とされた日曜日を40日間から抜いて数えようとしたため、さらに4日遡った水曜日から始まることとし、後にこの日が「灰の水曜日」と呼ばれるようなった。

ところが、現代のカトリック典礼では、四旬節期間は灰の水曜日から始まり、聖木曜日の「主の夕べの晩さんのミサ」直前に終了することになっている。(典礼暦年と典礼暦に関する一般原則 28)。 したがって現在では四旬節期間は40日ではなく、37日と18〜19時間ほどになる。


(「岩波キリスト教辞典」より抜粋と補足)

*「復活の主日」=「復活祭」