連載コラム:「初聖体パーティーでの感謝」

「荒野のオアシス教会を目指して」

やさしく、あたたかく、心からのオアシスづくり
連載コラム「スローガンの実現に向かって」第79回
「初聖体パーティーでの感謝」

桜ヶ丘地区 馬渡 美香

 初聖体おめでとうございます。初聖体の一日を楽しんでいただけたのなら嬉しいです。
 地区委員としては、初聖体パーティーが無事に終わってホッとしています。
 地区委員で行事を分担する時に、桜ヶ丘地区はメンバーが少ないので、できるだけ負担感のない行事を担当できればと、事前に委員で「初聖体パーティー」と決めていました。司牧評議会で行事決めがはじまり、初聖体パーティーに立候補。どの地区も手を挙げなかったので、すんなりと決まりました。そのはず・・・。情報収集が甘かった桜ヶ丘地区は、決まった後で初聖体パーティーの大変さを知ったのです。
 引き受けた以上は、とにかくやらなくてはと必死・・・。昨年度丁寧に書かれていた資料を参考にしながら、メインテーブルのコーディネートは小田切さんへ、会場の飾りつけは、教会学校の子ども達に制作してもらったり、小野原さんにお願いしたり、司会進行は小俣さんにお願いしました。皆さんお忙しい中、とても快く引き受けてくださって本当に感謝です。そして、当日の実働部隊人数も少なそうなので心細く、他の地区の方に声を掛けると、これまた気持ち良く引き受けてくださいました。
 皆さんが快諾してくださったことが本当にありがたく、不安いっぱいの私たちを支えてくださいました。皆さんのお力がなかったら、とてもできなかった初聖体パーティーでした。

 教会って本当に素敵ですね。ピンチの私たちにたくさんのお恵みを頂き、神様の力が働いていることも実感しました。心のこもった差し入れもたくさんいただきました。お菓子や手作りのケーキ、子どもたちが自ら作ってくれたものなど、そして、唐揚げの差し入れも・・・。実は予算の関係で注文出来なかった子どもたちが大好きな唐揚げなので、メインテーブルに置かせていただくと、おいしそうにかぶりついている姿がありました。
 子どもたち、保護者の方々、そして子どもたちを見守ってきたさまざまな皆さんが初聖体を心から喜んでおられて、そんな初聖体パーティーというオアシスの場を提供させていただけたこと、皆さんのお祝いの気持ちに桜ヶ丘地区が花を添えられたことがうれしかったです。
 初聖体を受けた子どもたちが、メインテーブルに着くなり、うれしそうに、でも恥ずかしそうに、「あのさ・・・これ、豪華すぎない??」と声を掛けてくれました。どの子も、「うわぁー!!」と喜んでくれて、いっぺんに疲れが吹き飛びました。子どもの力はすごいですねぇ。元気をたくさん頂きました。パーティー後には、皆さんから喜びの声や労いの声を掛けていただき、本当に嬉しかったです。
 今年は6人のお子さんが初聖体という素敵な年にパーティーの担当をさせていただくことができ本当に良かったです。子どもたちが大きくなった時、多摩教会の皆さんにお祝いしてもらったことを少しでも覚えていてくれたらうれしいです。

 初聖体パーティーを通して皆さんの温かさに触れることができました。始めは不安いっぱいのスタートでしたが、今は感謝の気持ちでいっぱいです。おめでとうございます。そして、ありがとうございました。