感謝(受洗者記念文集)

海田 優志(仮名)

 始めにこの度の受洗にあたり、洗礼を授けてくださった晴佐久神父様、代親を引き受けてくれた島仲間のけんけん、さまざまな形で私たち受洗者皆さんに寄り添っていただいた入門講座スタッフの方々、教会の皆さま、そして家族の皆々に感謝を伝えたいと思います。
 ありがとうございました。

 ここに至るまで、カトリック教会、晴佐久神父様とは神父様が毎年行かれる無人島の島ミーティングをきっかけにもう10年になります。これまで家族を通じて、教会にお世話になってきました。毎週のミサにも家族で(あずか)り、わが家においてはもう日常のことです。
 そして、2014年の正月、あるきっかけから晴佐久神父と面談をすることになりました。その際に次のようにお話しました。結婚式、幼児洗礼、子どもの初聖体と家族を通じ教会と関わってきましたが、今の時点ではまだ受けた方がいいのかわからず、ただ、「特に受けたいかと聞かれるとそうでもないし、絶対に嫌かというと、それもそういうわけでもない」と伝えました。神父様は、「すでにこれまで教会と交わった中で過ごしているので、あなたは幼児洗礼といった方が当てはまるのかもしれないですね」と言われました。そんなきっかけからでした。まだまだ入り口に入ったところなので、これからより深く関わっていくことになるのだと思います。

 昨年くらいから仕事においても環境が刻々と変わり、大きな転機に来たのだと感じていました。何か大きな流れを感じずにはいられないと思います。神父様はときどき、教会を船に例えておられますが、まさにそれです。今年の正月早々船が近づいて来ました。何か大きな力が働き、周りの皆さんに引っぱられながら船に乗せていただいたというのがしっくりくる気がしています。自分では進めないところを後押ししてもらいました。そして洗礼を授かりました。それに前後して、嬉しいことにいろんな方々にいろんな形で祝福を頂きました。今まで以上に周りの方々に支えられているということを強く実感し、こうして関わらせていただいていることは本当に幸せなことなのだとより一層強く感じています。
 そしてこれからも引き続きよろしくお願いします。